あるものとないもの
よく質問されることがあります。
「御守りありますか?」 「ありません」
「おみくじありますか?」 「ありません」
「お札はありますか?」 「ありません」
「真心しかありません!!!」
それはいいとして、浄土真宗の寺院にはありません。
例外はあるかもしれませんが私は存じません。
浄土真宗は「南無阿弥陀仏」と念仏を称えます。
この念仏は「あなたは迷ってますよー。そんなあなたを必ず救い取る」という願いの言葉です。
この願いに大いなる力がある。本願力といいます。
御守りは心の支えになるかもしれませんが、家内安全、商売繁盛といっても縁次第では怪我もするし、
病気にもなるし、仕事もできなくなってしまうのです。
御守りがあったのに何で病気になってしまったのかと苦しむわけです。
そんな私たちに対して「迷い苦しむ凡夫よ。必ず救うぞ」というのが阿弥陀如来の本願です。
だから浄土真宗の御守りはいつでもどこでも称えられる「南無阿弥陀仏」だけなのです。
ちなみに「御朱印」も「塔婆」もありません。これはまた別の機会に。
南無阿弥陀仏
post by アキヨシジューショク
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