通夜について

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自分にとって大切な人の死を受け止める
自分にとっての「生死」を考える

通夜とは、遺族をはじめ縁のある者が
夜を通して、葬儀までの間、亡き人を偲び、
静かにご遺体を見守るというのが本旨です。
ですから、お勤めの間だけを通夜というのではありません。
身近な人の死という現実を謙虚に受け止め、
日ごろ忘れがちな「生死」の問題について深く考える一夜にしていただきたいと思います。

現代ではお葬式のスタイルが多様になり、
通夜で行われる儀式や習慣も地方が違うだけでも随分異なります。
例えば都市部でのお通夜では、葬儀と同様に弔問客に参列して貰い、
18時ごろから短時間で終了するスタイルが中心とされています。
現代のお通夜は、葬儀や告別式には参列できない人のために行うという考え方があり、
出席して貰いやすい時間帯に行うのが一般的です。
一方で、地方によってはお通夜のみが行われたり、
火葬してからお通夜を行ったりするケースもあると言われています。